用語集

 

  • 回向(えこう)とは…

    廻向とも書く。自己が積んだ善根功徳を廻転して、ある目的達成に向けること。

  • 縁覚(えんがく)とは…

    仏の教えによらず自ら道を悟った聖者。ひとり自利の行に努め、静寂を好み、他人を教え導かないとされる。

  • 縁起(えんぎ)とは…

    他との関係が縁となって生起することをいう。

  • 閻浮提(えんぶだい)とは…

    古代インドの世界観で須弥山の南方にある大陸のこと。

  • 閻魔王(えんまおう)とは…

    閻摩王・閻羅王とも書く。地獄にいる裁判官のことで、死後の世界の支配者。死者の罪を裁く地獄の主と考えられてきた。

  • 穢土(えど)とは…

    浄土に対する語。けがれた国土、煩悩・業・苦の充満する世界をいう。三界六道の苦界がこれにあたる。

  • 会式(えしき)とは…

    日蓮聖人の忌日に修する法会。会式とは法会の儀式を略していうので、特に日蓮宗に限られたものではないが、現在では日蓮聖人の忌日に行う報恩会の事を指すことになっている。

  • 絵曼荼羅(えまんだら)とは…

    絵曼荼羅は日蓮聖人の文字曼荼羅(十界互具大曼荼羅)を絵画に表したものが基本的な形態である。

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